Festina lente

急がば回れ(ラテン語)。時には寄り道も。

アイコンを設定してみた。

久しくブログ系はとりあえず記事を書く、、みたいなことだけ考えてたんですが、いろいろ設定が出来るらしくアイコン(偶像)を設定してみますた。

こんな画像です:

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それで、iPhoneのホームスクリーンに設定してみたらこんな感じになるんですね:

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いやその、だから何だて感じなんですが、よろしければどうぞ。

え、\partial^2=0の意味は何かって?

牡蠣保険 その3

もう実は「牡蠣保険」のネタじゃなくなってるんですが、食中毒に関する統計データが無いかな、と思って今朝方出社中に手持ちのiPhoneでググってみました。
見事に厚生労働省のページに辿り着いたんですが、我々の目的たる「牡蠣に対する保険」への情熱が見事に打ち砕かれる事実に気づくわけです。

何故か。

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牡蠣保険

Disclaimer
今回の記事はあまり真面目に受け取らないで下さい

週末に仲の良い友達と蟹などを食べに行ったのだが、その中の数人が過去に生牡蠣を食べて食当たりを起こしたことがあるそうだ。

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超対称性ゲージ理論と幾何学

超対称ゲージ理論と幾何学―非摂動的アプローチ

超対称ゲージ理論と幾何学―非摂動的アプローチ

見たままの内容の本ですが、学生の頃*1の専攻とモロかぶりの内容の本を手に取ったら読みたくなってしまい、ついつい購入。

表記の「超対称性」、「ゲージ理論」などを知りたい数学専攻の学生向けの物理の内容の本といった出で立ちなんですが、大概、この辺りに首を突っ込んでいる人って物理の内容もそれなりにみんな知っているんですよね(笑)

とは言え、

  • 冒頭に書いたように久々のコアな内容ですし、
  • 多くの部分が忘却の彼方でしょうし、
  • この辺りの勉強より先にやることもある

ので、パラパラめくるところからでしょうか。

軽くめくった感じだと、作用積分は覚えていますが、経路積分の定式化*2はスッポリ抜けていました(涙)

先が長そうです。。

*1:と言っても、ほぼ10年前(汗)

*2:数学の意味でのちゃんとしたヤツはまだ出来てないと思いますが

統計的因果推論など。

統計的因果推論―回帰分析の新しい枠組み (シリーズ・予測と発見の科学)

統計的因果推論―回帰分析の新しい枠組み (シリーズ・予測と発見の科学)

先日、とある勉強会で知り合った方に教えて頂いた「因果推論」というキーワード。

恥ずかしながら、初めて知ったのですけども、

相関関係が必ずしも因果を表すわけではないですよね。

との掛け声で読み始めました。

教えて頂いた時は、

牛乳を飲む子供は、身長が伸びる傾向がある

のような主張に相関関係が仮にあったとしても、「牛乳を飲む」行為と「身長が伸びる」ことの両者に共通因子があるため、因果関係が認められないこともあるだろう、との説明を受けました。

飲み会の席では、「それはそうだ」となったのですが(笑)、体系的にこの辺りを理解するといろいろと拡がってきそうでしたので、手始めにということで。

2つの事象を「関係性」で結ぶことが必要なことから、純粋な確率論や統計理論で説明がつくわけではない文脈も存在するとのことですが、なんだか面白そうなので時間を見つけて読み進めてみようと思います♪

数学の何を薦める?

新年早々、面倒くさい感じのblogをupしたせいか、アクセス数が全く伸びず

あーあ(´Д` )
となっていますが、昨年末、学生時代(学部/大学院)でとても仲良しだった友達と忘年会がてら飲み会していました。
 
ここに書くには耐えないどうしようもない話で盛り上がったのは自明の理として、数学っぽい話にもなるんですね。
やっぱりあちらは現役高校生を教える先生ですので。
 
で、持っているクラスで1名ほど
「コイツは数学が出来るな!」
と思った生徒がいるらしく、彼に冬休みの宿題がてら何を課題で出したのか教えてくれました。
 
彼の答えは「解析概論」、「フーリエ解析大全」の2つ。
前者の解析概論は、「業界」では知らない人がいない古典で、要は微分積分の基礎中の基礎がしっかり書いてあります。*1
 
 
一方の後者は、フーリエ解析を中心的な題材にした大著ですが、数学の本として「精錬され過ぎていない」分、ガッツリ数学の専門教育を受けていなくても*2、文脈を追って行けば何を言いたいかは理解出来る内容だと思います。しかしまぁ、分量がヤケに多いので冬休みで読み終わるかは甚だ疑問ですが、、(汗)
 
身勝手な記述を許してもらえば、この「フーリエ解析」をどう考えるか、つまり熱方程式の解を表示する際に出てくる\sin x, \cos xの無限和
 
 \displaystyle \Sigma_n a_n\sin (nx)+b_n\cos (nx)
 
をどのようにformulation(定式化)するか、そして、そもそも「無限」を数学としてどう扱えば良いのかという疑問を投げかけた、、みたいな記述を見かけた記憶があります。*3
 
この後、「無限」の代名詞Cantor(カントール)も登場してきますが、そもそもは(無駄に)抽象的な問題ではなく、熱方程式という現実的な問題を解くための理論的な基礎として定式化の必要に迫られた点は頭の片隅に置いておいていいと思います。
 
>読者のみなさま
そして、こういった文脈が書いてありますある文献をご存知の方がいらっしゃれば、コメントにお願いします:)
 

*1:私自身、通読した試しがないのは内緒です。パラパラめくったことはあるし同等のことは流石に勉強しましたが、、

*2:ここでの「専門教育」は高校過程以上の数学を指します

*3:どこで見たんだったかな、、